「梳きバサミ使いますか?」への追記と今。

こんにちは。air-GINZAの豹柄こと「豹さん」です。

 

かなり前になりますが、、、

https://air-nakamura.tokyo/archives/251
こんな記事をアメブロからの転載で載せていました。

LINEでのご質問にお答えした内容です。

内容は以下の通りなのですが、この数ヶ月で少し考えが変わった箇所もあるので追記したいと思います。

 

まずは掲載内容から。

 

このブログ内に気軽にLINEでもご連絡やご相談いただけるようにLINEのリンクを貼ったりしているのですが、よくご質問をいただくようになりました。

ありがたいことですね。

その中で「梳きバサミ」に関するご質問をいただいたのでちょっと。

 

突然ごめんなさい
ブログからご連絡させていただきました!
中村さんにぜひお願いしてみたいと思ったのですが、質問よろしいでしょうか?
現在ショートボブで、トラウマがありすきバサミ恐怖症です(すいません…)
ので、極力すきバサミを使わないカットをお願いすることは可能でしょうか?
お忙しい中申し訳ありません。
急ぎではないのでお時間がある時にお返事いただけたら幸いです

 

とのこと。

もちろん、使わず綺麗にカットさせていただきます。

トラウマになるほど嫌な思いをされた過去がおありのようなので。
どんな内容かはトラウマレベルまで達しておられるようなので聞きませんでしたが、大体察しはつきます。

ショートだと短い中で同じ位置やパネルで梳きバサミを入れまくると重さと軽さのバランスが崩れて「中が重いのに毛先スカスカでハネる」
ボリューム出そうと根元付近に入れて
「透けた感じになる」
毛先ボカすために入れまくって
「毛先が散ってパサパサしたりシルエットが崩れる」
あとは研いでないハサミでカットされて切りきれなかった毛が
「折れた状態でアホ毛みたいになる」
などなど、、、

 

まぁ違うかもしれませんが。
実際、初めて担当させていただいた方の中には「梳きバサミはちょっと」と言う方が結構多いんですよね。

なので、同じことを思っている方が見てくださればと想い、書こうかなぁと。

モノは使いようですね。
良くも悪くもね。

 

というのも私、普段はガンガン梳きバサミ使います。

使わない「アンチ」な美容師さんも沢山いらっしゃいます。
考え方や知識や経験など皆さん違いますしね。当たり前だと思います。
使うといってももちろん、上記のような失敗例にはならないこと前提で。

ただ、毛先には使いません。

理由は簡単。
これは今まで色んなカットを試行錯誤して練習してきて出た結果、自信を持ってそれがいいと思っているからです。

考え方や技法やモノ次第で良くも悪くもなる。
梳きバサミだけじゃなく、レザーも普通のハサミもそんな武器の1つだと思っています。

 

ただ、また思考や技法なんかも変わっていくと思います。
まだまだ無知ですからね。

 

日々勉強です。
技も思考も柔軟に磨いていきたいと思います。
多くの方が感じていらっしゃるようなご質問があれば、また書かせていただこうと思います。

 

ありがとうございました。

 

、、、と。

 

がっ!!!

あれから少し変わったんですよね。

そう、、、

これが神、air副社長高田さんのカット。
ごく稀に登場される、、、 「高田副社長」 失礼とは存じながらも、、、たまにブログに載せさせていただい...
続・これが神、air副社長高田さんのカット。
昨日はスタイリスト全員での勉強会でした。 airに入社してからというもの、、、 「air is 高田...

この、高田副社長にカットを直々に見せていただいてからです。
「俺のカット」もとい「俺のフレンチ」ですね。

僕が出会った中で「史上最強にカットうめぇ」と思ったairの副社長が誇るカットです。

意味の分からない方はぜひ見てください。

そして見事パクらせていただくために、、、

「俺のカット」をパクらせていただく為のシザーをゲットした(仮)
先日の副社長に見せていただいた 「俺のカット」もとい、、、 「俺のフレンチ」 「即行動」がモットーな...

即行動。

 

(null)

手に入れたハサミ。

 

で、結局どうなのよ??

あんまり梳きバサミ使わなくなりましたね。
今まで試行錯誤して考えていたカットのプロセスや技法なんかも一新。
必要な箇所にはガンガン使いますし、そうじゃない箇所は「偽・俺のカット」しまくっています。
お客様からも「扱いやすい」や「まとまりやすい」と好評です。

 

「素材×スタイル」によりけりです。

 

まぁ、、、お客様以外にはあまり関係のない話でしたね。

 

正解なんてないカット。
また気分で変わるかもしれませんが、、、

 

とりあえず言いたかったことは「たまに使う、、、かな?」ということ。

 

少しでも近づけるよう、クオリティ求めてレベル上げてまいりたいと思います。

 

 

 

えあーえあー。

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