こんにちは。
「豹柄 美容師」
で検索するとGoogle先生が最上位に挙げてくれる中村です。
さて|ω・`)
題名の通り、今日は
「施術の際に一番重要にしていること」
を少しばかり。
カット。
ええ。もちろん大事です。
カラー。
もちろん。
接客、空間。
うん。そりゃ居心地よく。
もちろん全部当たり前なのですが、、。
一番大切にしていること。
それは【再現性】です。
~再現性~
・別の人が同じ条件で行えば、いつどこで行っても同じ結果が得られること。
そう、お客様がお家に帰られても、同じようにスタイルを創りやすいこと。
「その日は綺麗だけど、、」
「次の日からハネるやん」
「どうせ自分でやっても上手くなんて、、」
そんなことよくありますよね。
そんな
(-。-;
にならないよう、色々お客様にお伝えしています。
例えば
一番多い「右だけ内に入らないorハネる」
こういうやつですねw
よく「癖」だと認識されている方が多いのですが、これは毛流れが関係しています。
頭にはツムジがあり
このような毛流れができています。
ほぼ全ての方が時計回り。
なので
右サイドはこんな毛流れになります。
そうすると髪は
下にまっすぐ落ちないでこのように「C」を描きながら前に流れていきます。
これが
・ショート~ボブなら前にハネる
・ロングならさらに返って右にハネる
原因になります。
ちなみに私、この部分は量調整の際に
「短い方から長い方へと」という習性を考慮して、カットでもこうやって毛流れを止めるような切り方をしたりもしますが、正直毛流れには勝てません。
扱いやすくなるくらいです。
まぁ、もっと深く様々なことを考えながらカットしているんですけどね(^^)
よく美容室に行かれた際に
「前に乾かしてくださいね~」
とか言われませんか?
まとまりやすいとかもあるのですが、こういった毛流れを変えるためでもあるんです。
そして、再現性を高めるためにはこの「乾かし方」が一番大事なんですね。
やっぱりお家でもちゃんと努力してもらわないと再現できないですからね。
私の担当させていただいた方なら分かるとは思うのですが、あんまり難しいことは言いません。
大体乾かす際に徹底してほしいことは2つくらい。沢山「ここはこう!」みたいに言われても覚えれないですからね。
今回は例で「毛流れ」を挙げましたが、1人1人素材が違うので、悩んでおられることや改善の仕方ももちろん違います。
そこをピンポイントで突いて、改善方法をお伝えし、これからも一番大切にしている「再現性」を追求していきたい所存です。
たまにはちゃんと髪の話でも。
また。
おおきにです。
air-GINZA 中村有佑