こんにちは。
air-GINZAというサロンの「前髪の貴公子」こと美容師の中村と申します。
すみません。嘘つきました。
貴公子ではなく、ただの豹柄が好きなだけのしがない美容師でした。
さて、皆様お悩みであろう「前髪」ですが、今まで幾度となく前髪に関する記事をお届けしてまいりました。
非常に多くの方に参考にしていただくことができており、大変嬉しく思います。
そして、これに続き新たにお届けするのは、、、
「かきあげ前髪」
この数年、何気に需要が多かったように思える「かきあげ前髪」と呼ばれるスタイル。
今だと「中村アンさん」が代表的存在ですよね。
LINE@にて顧客の方から「てめぇがスタイリングしたみたいに前髪あげるの家でできねぇんだよ!」と優しいお言葉をいただいた為、今回書かせていただくことにしました。
顧客の方からこのようなお声をいただくということは、美容師としてまだまだ未熟さを感じます。
「つもり」にならぬよう、今後も精進してまいりたいと思います。
それではまいりましょう。
Let’s「かきあげ前髪」!!!
【永久保存版】「かきあげ前髪」の簡単な作り方と流し方
出でよ!!!
「かきあげ前髪」が上手くできない女子!!!
スタッフ「オチアイ」が現れました。
今年からair高田副社長の専属アシスタントになる「オチアイ」
ご覧の通り、、、
ではなく、髪が「直毛・軟毛・前に向かって生えている」の三大かきあげられない要素を秘めた悩める女子であります。
では早速まいりましょう。
使うもの
*水スプレー
*ドライヤー
※「ドライヤーも使いたくない…」という、女子力低めの猛者はお読みになる必要がございません。
どうぞホームボタンを今すぐ押してヘアスタイル以外で頑張ってください。Good Luck。
それでは、この2つを用いて誰でも簡単にできる「かきあげ前髪」を実践しましょう。
まずは前髪の根元を濡らすよ
前髪の根元を濡らします。
髪じゃなくて根元ですよ、ね、も、と。
お風呂上りの際は、ほぼ乾かして次のプロセスからどうぞ。
そしたらドライヤーを
髪が前に向かって生えている人は、このように最後に抑える方がベターです。
そして、、、
*冷ます
何度も言っていますが、髪が形を作るのは「温めて冷めた時」です。
ドライヤーに冷風機能がない場合は、ドライヤーを離して5秒間そのまま手を離さずに冷めるのを待ちましょう。
そしたら、、、
かきあげ前髪に必要な「立ち上がり」ができたぜ!!!
こんちくしょーーーー!!!!
それでも立ち上がりが弱い人は、、、
それだけで、、、
「かきあげ前髪」完成
キタコレ。完璧です。
たったこれだけで簡単に「かきあげ前髪」の完成です。
めちゃ簡単ですよね。これならできるはず。
(普段勝手に分かれる分け目と逆サイド方向にしてあげるとなおさら立ち上がりやすいです)
それでは、ここからさらに応用編へと移りましょう。
かきあげてからさらに流す前髪〜ブラシ編〜
先ほどのベースを作った上から、ブラシを使ってかきあげ流す前髪へと。
もう仕上がっている根元には熱を当てないで、巻き込んでいる中間から毛先にだけ熱を当てて冷まします。
熟練度が必要ですが、慣れれば簡単に柔らかい流れが作れます。
かきあげてからさらに流す前髪〜アイロン(コテ)編〜
「ブラシはちょっと、、、」そんな方には
巻き方
・髪を縦に、前に引き出します
ちょっと斜め気味なため、僕に指摘されて笑っちゃっていますが許容範囲内です。許す。
・まず1つ完成
・もう一つも同じように巻きます
ここでワンポイントアドバイス。
このように、毛先は巻かないのがポイントです。
毛先までガッツリ巻いてしまうと、昔のアイドルさながらの流れまくる前髪になってしまうので気をつけましょう。
ここから、、、
分け目とか関係なく、とりあえずグワーッと指を通して巻いた部分も伸ばす勢いでほぐしましょう。
これにて、、、
ついに、、、
流す「かきあげ前髪」完成
完成でございます。
本人も余裕のドヤ顔ですね。
こんな感じにて、、、完了。
「簡単にできるかきあげ前髪と流し方」いかがでしょうか?
今回はお客様目線で「自分でもできる」「分かりやすい」を考えて書かせていただきました。
実際に創る際は、また違った方法や技法を用いることもございますが根本的な考え方は同じです。
皆様が髪をスタイリングされるにあたり、「分からない」が理由で挑戦できないやスタイリング嫌いになられている方も多いのではないかと思います。
少しでもそのような方が減り、日々の生活の中でヘアスタイルを今まで以上に楽しんでいただけますように。
最後にスタイリングの注意点がございますのでご覧ください。
最後に、、、スタイリングの注意点
髪が柔らかくてフンワリさせたい方にかぎって、よく「WAX使ってもすぐダメになる…」というお話を聞くのですが、、、
この記事をご覧の皆様の中にもそんな方が多いのではないでしょうか。
えっと、、当たり前ですね。
付けた瞬間はいいのですが、油分とWAXの重さで一瞬にて終了です。
僕の顧客の方ならお分かりでしょうが、まず女性のお客様にWAXは使いません。理由は簡単。
「僕が女性がベタついた感じの髪になっているのが死ぬほど嫌い」
たたそれだけです。
そんな髪が柔らかいけどフンワリさせたい方には、、、
色々種類がありますが、
・ミルボン 「ライトフォグ」
(粒子細かくて根元にも使いやすい・セット力弱め・香り控えめ)
・ミルボン 「スウィングムーブヴェール」
(ライトフォグに近い仕上がり・香りがホワイトフローラルで強め)
巻く前に使っても巻いた髪にハリが出ますし、巻いた後に使っても軽めのキープ力があります。
ぜひ参考にしてみてください。
【ミルボン】ニゼル ドレシアコレクション スウィングムーブ ヴェール 180g 新品価格 |
それではまた。
素敵なヘアスタイルライフを。
[air-GINZA 中村有佑]
このヘアスタイルの簡単な巻き方はこちら
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