よくご質問いただくのでアメブロからの再掲です。
また「たまに真面目」な時間がやってまいりました。
先日の梳きバサミの件に続き、LINEにてご相談があったので、それに沿った内容を少し。
初めまして。
ブログを見てご連絡いたしました。
ぜひ中村さん?豹さん?のお店でカットをしていただこうと考えているのですが、最近白髪が少し気になってきたため、白髪染めに変えるべきか悩んでいます。
やはり暗い仕上がりになってしまうのでしょうか。
仕事の関係でそこまで明るくはできないのですが、白髪染めとなると暗いイメージしか湧いてこなくて。
お時間の空いた時で結構ですので、ご返信いただけたらと思います。
突然失礼いたしました。
ありがとうございます。
「豹さん」はちょっと笑いましたw
お会いしたこともないのにこうやってご連絡をいただけるのは本当に嬉しいですね。
さて、こういった内容は普段のサロンワークの中でもお客様からバンバン出てくる内容です。
白髪
この原因は永遠のテーマですね。
原因が解明されていないのはもちろん、
遺伝や加齢、生活習慣、血行不良など人によって様々なため何ともいえません。予防は可能なのですが。
…おっと。
原因でなくカラーでしたね。すみません。
以前にも書いたことがあるのですが、
「おしゃれ染め」か「白髪染め」か。
正直なところ…
関係ない
です。
関係ないというか、僕のカラーの考えとしては、多様な薬剤の中で
「おしゃれ染め」とか「白髪染め」とか全く分けておらず、同じカラー材として考えています。
そもそも、そんな分け方をすること自体がナンセンスかと。
例として「赤」で分かりやすく。
・おしゃれ染めと呼ばれるもの
=色素が赤
・白髪染めと呼ばれるもの
=黒髪と白髪が同じような仕上がりになるための濃いブラウン+赤
というだけです。
なので、「ただ白髪も染まってくれるカラー材」という認識です。
メーカーさんもそこの認識に対しては差がないような捉え方をされてきて、薬剤も進化してますからね。
ちなみに普段のサロンワークでも、白髪がない方にもガンガン使っています。
7割くらいのお客様には使用しているかもですね。(あれ、ショックですか?w)
薬剤の混ぜ方で鮮やかにすることもできますし、明るくなりやすい方には色持ちがいいというメリットもあります。
ベースにもよりますが、これくらいの明るさなら問題なく明るさも出しながら染めることも可能です。
また、明るさが欲しいという方は全体が明るくなることによって「ぼける」ので、白髪はしっかり染まらなくても気にならない仕上がりにすることも可能ですね。
あと、よく「暗めじゃないと白髪が目立つのが早い」というお声を耳にするのですが、それはただの錯覚かと。
伸びた境目が気になりやすいだけで、新しく伸びてきた部分の白髪の長さは同じです。
というわけで…
求める明るさや色のご希望に沿って薬剤は使い分けているので、あまり悩まず、お気になさらないでカラーを楽しんでいただけたらと思います。
ちなみに、ご質問いただいた方にはもっと簡潔に
「気になさらないで任せてください(^_^)」とお答えしました。
ありがとうございました(^_^)
他にも何か気になることや疑問、ご予約や料金のことなど、何でもお気軽に聞いてくださいね。
ちゃんとお答えします。
air-GINZA 中村有佑