こんにちは。
有名タレント・モデルが通う人気のトップ美容室air【エアー】東京都内を中心に、大阪、神戸、福岡に大型サロンを展開し、雑誌やCM・ファッションショーなどで活躍する...
airという美容室、【air-GINZA】の中村有佑と申します。
以後、お見知りおきを。
さて、私が担当させていただくお客様はヘアスタイルでいえば『ボブ』の方が多く、、、
その中でも、こういった記事をご覧いただいてご来店いただくケースが非常に増えております。
やはり皆様が多くのお悩みをお持ちなんですよね。
こちらのメディアにおいても、そんなお悩みを少しでも解消し、『多くの方にポジティブに似合うヘアスタイルを選んで楽しんでいただきたい』という想いから、日々のサロンワークにてお客様にお伝えしていることや考えを記事として書かせていただいる次第でございます。
いいですか?決してSEO対策ではありませんよ。
ではまいります。
【お悩み解決】面長さんがやってはいけない髪型、5つのポイントから考える似合わせ
ええ。ものすごく解ります。
「今の髪型は似合ってないんじゃないか?」
「え、、、でもどうしたら似合うのか分かんない」
そう仰りたいのは解ります。
既にネガティヴになってしまっている貴女。ネガティヴから生まれる「似合わない」という思い込みは全く必要ありません。
まず、「似合う髪型」を知るためには、逆に「やってはいけないNGポイント」を知ることからはじめてみましょう。
前髪センター分けはNG
これはマストですね。
理由はお分かりの方も多いと思うのですが、、、
縦:横の割合
特にセンター分けだと、縦と横の割合で縦が強くなりすぎてしまいます。
逆に丸顔さんの場合は縦を強めてあげる方がベターなのですが、面長さんの場合だとより強調してしまうだけなんですよね。
では、どうすればいいのかというと、、、
前髪は幅を狭くせず、目の上で作る
基本、前髪は目尻幅で分けとってカットをすることが多いのですが、先ほどの【縦:横】をふまえて「ちょい幅広め」でカットしてあげる方がフィットすることが多いです。
(ただ、頬骨が出ていたりする場合は幅を狭く設定する場合もあります)
また、「パッツン風」じゃなくても、このように隙間を作るような前髪であれば問題ありません。
というわけで、前髪に関しては、、、
【縦:横】を考えて、センター分けはNG・「ちょい幅広め」な前髪に
これでまず1つ目。
では、次にまいりましょう。
顔周り締めすぎヘアはNG
これは上記の前髪の話に通ずるのですが、、、
前髪からサイドに繋がる顔周りの髪、すなわち「フェイスラインにかかる髪」がストレート、かつ長く設定するのは避けた方がよいでしょう。
「えっ、、、小顔に見せるために締めた方がいいのでは?」
分かります。分かりますとも。。。
そう、フェイスラインをシャープに見せる効果があるため、丸顔さんには効果絶大なんですけどね。
では、どうするのがいいのかと言いますと、、、
顔周りの髪を顎下ラインまでに
このように、フェイスラインに『レイヤー』を入れてあげることにより顔周りに丸みが生まれ、先ほどの【縦:横】の横が強調されます。
セミロング〜ロングヘアの場合はこの部分だけ短めに設定して、「下ろした時はサイドに馴染む・結んだりアップにした時はこの部分だけ顔にかかる」ように設定してあげるといいでしょう。
前髪〜サイドに繋がる顔周りの締めすぎヘアは逆効果・顔周りに丸みが生まれるような長さ設定を
これで2つ目ですね。
それでは次へまいりましょう。
ストレートヘアはNG
これはNGというわけではないのですが、ロングの場合は極力避けた方がよいというレベルです。
シルエットも重要に
というのも、今度は前髪とフェイスラインの髪に包まれたお顔の話ではなく「シルエット」も重要になるという話です。
外の線のように、シルエットにも横幅を持たせてあげる方がより似合うポイント。
分かりやすくいいますと、、、
冒頭に出てきた、この前髪センター分けのストレートスタイルですが、、、
一目瞭然。
スタイリングで毛先に丸みをつけてあげるだけでシルエットが変わりましたよね?
カットによる長さ設定も大切なのですが、毛先に丸みをつけてあげるだけでもシルエットは「似合うスタイル」に変化します。
特に、髪がストレートの方はアイロンやパーマで毛先にカールをつけてあげるだけでお悩みが解消されるかもしれませんね。
【長さ別】簡単なスタイリング技はこちら
ぜひこちらを参考にしてみてください。
ストレートヘアよりも毛先にカールをつけるなどして膨らみがある方がベター
これで3つ目。
では次へまいりましょう。
毛先が薄い・スカスカはNG
これも先ほどの「ストレートはNG」と同じ考え方ですね。
そう、シルエットです。
ストレートヘアでなくても、毛先が薄くなってスカスカしていると、どの長さにおいても先窄まりヘアになってしまい、縦を強調してしまうことが多いのです。
「え、、、でも量が重いから軽くしないと、、、」
分かります。分かりますとも。。。
ただ、重いからといって毛先を軽くして縦を強調するヘアスタイルになってしまっては本末転倒。
どちらかというと内側の量調整でコントロールされる方がいいかと思います。
毛先は厚めに、そしてサイドにはボリュームを
毛先を厚めにしてあげることで、すそ広がり感が出てサイドへの厚みも増します。
毛先は厚めにしておいて、表面だけにレイヤーをいれて横にボリュームが出るようにするのもいいですね。
また、ボブだと髪質や毛量問わず、尚更コントロールしやすくなります。
毛先は梳きすぎず、厚みを残してカットを
これで4つ目ですね。
それでは最後へとまいりましょう。
ボリュームが欲しいからといって、トップに高さを出すのはNG
これもまさしくですね。
一見、よさそうに見えるスタイルではあるのですが、面長さんにとっては「高さを出す」ことは、時によって大敵になりかねません。
やはり縦を強調してしまいます。
また錯覚ですが、高さがでることによってサイドのボリュームを殺してしまうように見えてしまいます。
「ボリュームを」と言って、無理に高さを出す必要はない・分け目を横にしすぎない
これで最後ですね。
いかがでしょ、、、
え、、、?
おっと、まだあるようです。
ショートヘアは避けよう
決してNGではありませんが、サイドの髪が顎ラインよりも上にくるようなショートヘアは避けた方がいいですね。
こんな感じよりも短めは面長を強調させてしまいますからね。
というわけで、、、
「面長さんがやってはいけない5つのポイントから考える似合わせ」はいかがでしたか?
まとめると、、、
・【縦:横】を考えて、センター分けはNG・「ちょい幅広め」な前髪に
・前髪〜サイドに繋がる顔周りの締めすぎヘアは逆効果・顔周りに丸みが生まれるような長さ設定を
・ストレートヘアよりも毛先にカールをつけるなどして膨らみがある方がベター
・毛先は梳きすぎず、厚みを残してカットを
・「ボリュームを」と言って、無理に高さを出す必要はない・分け目を横にしすぎない
・ショートヘアは避けた方がいい
これらのポイントを抑えておけば、面長さんでもあまり気になさらずにポジティブにボブに挑戦していただけるのではないかと思います。
「ネガティヴ」から「ポジティブ」に
そんな想いをもって、多くの方が抱えてらっしゃるお悩みを少しでめ解消させていただきたく書かせていただきました。
とはいえ、この記事はあくまで「考え方」であり、一概に全ての人に当てはまるとは言い切れません。
髪質や骨格、毛量などは人それぞれです。
一人一人に似合うヘアスタイルが存在していますし、それらを引き出すのが我々美容師だと考えております。
見てくださる方や検索でたどり着いた方が少しでもポジティブへと導かれることを心より願っております。
それでは素敵なヘアスタイルを。
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書いた人
「上質なヘアスタイル」を掲げ、再現性を最も大切にした的確なカットと柔らかい質感のスタイルを得意としている。
お客様が抱えるお悩みを元に、数々のヘアに関するお悩み解決を記事にした当メディアは月間60万PVと多くの方に支持をいただいている。
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