こんにちは。
air銀座店の中村です。
昨日のエントリーにも書いたように、美容室には髪に色々な悩みをお持ちの方がご来店されます。
そして、その中で避けて通れないもの。
「加齢」です。
これは僕も男なので、なおさら感じはじめております。
「なんか額が広くなったような、、、」
年齢が上がるにつれ、髪にも様々な悩みが生じてこられます。
・白髪
・ボリュームが出にくくなった
・髪が細くなってきた
・ハリ、コシがなくなってきた
・パサつきやすくなった
・量が減ってきた
などなど、、、、
air-GINZAにもそういった悩みを持っておられる40代から上のお客様も沢山ご来店されます。
そして、僕が担当させていただくご新規の方の半分ほどは40代以上の方なんですよね。
こういった「サイドシルエット」のスタイルをご覧になってご来店いただくことが多いのも、挙げたようなお悩みをお持ちの方が多いことを表しているのかなと思っています。
そして、カウンセリングの際に見させていただくと、パサつきやまとまらなさ、ボリュームバランスの悪さなどのお気に召されていない箇所が多々おありなのですが、、、
パサつきの原因は大体なんですけど、
長さがバラバラで、さらに削ぎでシルエットを創ろうとしてバランスが悪い、また量調整の仕方でパサパサしている…
「カット」なことが多いんですよね。
また、
・ボリューム出すためにレイヤー(段)を入れた形跡があるけど、逆にボリュームがないように見えたり、ゼッペキが強調されている
・若い子向けのスタイルを提案されて「今」の髪質に合っていなく、ボリュームやバランスが似合っていない
といった、悩みを逆に強調されているパターンも多く感じます。
僕が施術させていただいての感想です。
長さがバラバラというのは、
いい意味ではなく、
「土台となるカットが曖昧」ということ。
そもそも、上手い下手の定義はなんぞや、というトコですが、
私は形をつくるベースのカット(量調整や質感調整をする前の状態)が大切だと思っています。
ロングスタイルなんかであれば、ある程度ざっくりなカットでもある程度なら型にはなりますが、ショート~ボブとなるとそうはいきません。ベースのカットが命です。
そこが曖昧だとスタイルとして成り立たず、さらにごまかすような削ぎを入れることによってさらにバランスは崩れます。
長さをランダムに設定するのは動きが出しやすいため、という見解もありますが、ちゃんとカットしてから動きを出すカットを入れた方が仕上がりのクオリティも高いです。
また、もちろんスタイリングもしやすくなります。
美容師は「プロ」ですから、曖昧なカットでも上手くスタイリングをすることは可能です。
「その場」ではなく、「再現できるか」が問題ですよね。
カットはベースが大切。
シルエットなんかにしても、「ボリューム出す為にレイヤー」とか表記されているので、あたかもそう思いがちですが、必ずしもそうではありません。
厚みを残す所は残して、メリハリをつけることによってボリューム感を表現したり、無駄にパサつかせないスタイルができます。
もし、上記のような悩みを持っておられる方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お任せください(^_^)
他にも、パサつきに関しては水分バランスやカラーの仕方などにも原因はあるわけなのですが、それは改めて。
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